とうつきの備忘録

地味OLの備忘録。ゆるミニマリストな暮らしと、ものづくりと節約。

庭で育てたネモフィラを切り花へ

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庭で育てたネモフィラを自室の机の上に飾っています。「花壇で育てる花」のイメージが強いネモフィラも、十分屋内に飾ることができる例。併せて、育てるなら「ファイブ・スポット」という品種がおすすめって話。

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庭で育てた花を飾りたい 

自室にはできるだけ花を飾ろうと思っています。お店で買うことも勿論多いですが、せっかく庭しごとの成果が表れて、花壇に花があふれる春の日。そんな季節には、自分で育てた花を飾りたいとも思います。

そこで問題になるのが「何を飾るか?」です。花屋さんの切り花とは異なり、小さく繊細なものも多い花壇の花。「これって切り花にするのアリ…?」と悩むことも多くありました。

…が、結構飾ってみると何でもサマになるものです。たしかに傷みやすい花もありますが、基本的には大丈夫。例えば、先日はビオラを飾りました。

t-memo.hatenablog.com

剪定もかねて切り取った花たちはふわふわひらひら。次々に咲くので、たくさん摘んでも罪悪感がありませんし(笑)。「ビオラも切り花として十分素敵な花だなぁ」と思えました。

 

今週はネモフィラ

さて、今週はこんなふうにネモフィラを活けています。

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ネモフィラのファイブ・スポットという種類です。日曜日に庭仕事をした際に切り取りました。

すっっごく込み合ったところに植わっていて、根元の葉っぱも黄色く変色していたので根から引き抜いたのですが…。花の部分は思った以上に元気でした。「これは切り花として飾れるのでは!」と活けてみると…すごくサマになっている!光の方に顔を向ける習性があるのか、活けた当初はあちこち向いていた花も、だんだんと上を向くようになりました。

部屋でしゃんとした姿を眺められるのが素晴らしい◎ ネモフィラも切り花に向いた花だったようです。

 

ネモフィラと言えば水色?

さて、上の写真を見て「これはネモフィラ…?」と思った方も多いかもしれません。ネモフィラと言えば、ひたち海浜公園に代表される水色の花を思い浮かべる方が多いんじゃないでしょうか。

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↑こういうのですね。これはネモフィラの中のメンジェシー種という種類なんだそうです。この写真の水色の子は「インシグニス・ブルー」という名前で売っていました。

私もネモフィラのインシグニス・ブルーは大好きです。昔、ブログ画像も育てたインシグニス・ブルーにしていたことがありました。大好きな色の花。そのため、私にとっても「ネモフィラ=水色」のイメージは強いです。

 

水色以外もあります!

でも、いま活けているもののように、実は水色以外のネモフィラもあるんです。メンジェシー種とは別の、マキュラータ種という種類です。私が育てているのは「ファイブ・スポット」という名前で売っていました。

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白地に紫色の縁取りが可愛いお花です。透けそうに薄い花びら。たくさん蕾がついて、次々に咲くのが楽しい!縁の点々が5つあるからファイブ・スポット…なのかな…と思っています。

ネモフィラの種類や育て方(NHK趣味の園芸)→

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_amp/target_plant_code-728?usqp=mq331AQPCAEoAZgB6NnWiOuN7oxh

 

ネモフィラを庭で育てるなら

  • インシグニス・ブルー…春先に苗で買う
  • ファイブ・スポット…秋に種から育てる

のがオススメかと思います。

インシグニス・ブルー

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まずインシグニス・ブルーは、ファイブ・スポットに比べて弱いように思います。種が小さく、茎や葉も細い。去年育てたとき、種の数は圧倒的にインシグニス>ファイブだったのに、育った株数はインシグニス<ファイブでした。

もちろん、きちんと手を掛けて育てられる方なら種から育てるのも、咲いたときの喜び倍増でオススメなのですが…。私のように大雑把な方が、ネモフィラ畑を夢見て育てると悲しい気持ちになるかもしれません。でも今年も種から育ちのインシグニスはいますよ!

インシグニスは各所の花畑が有名なこともあってか、春にはホームセンターに花苗が並んでいました。しっかり育った苗から楽しむのもいいのかな、と思います。

ファイブ・スポット

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一方のファイブ・スポットは、比較的種から育てるのが楽でした。胡麻より大きめサイズの種、茎も葉も比較的しっかりしています。

そして、インシグニスと比べて花苗をあまり見かけません…。園芸店ではたくさんあったのですが、ホームセンターではなかなかインシグニスしかないお店もあり…。この花を花壇に咲かせたい!という方は、種から育てるのが安心かと思いました。

その他

いま挙げたふたつ以外にも、ネモフィラは色々な種類があります!銀色の葉が美しいプラチナスカイ、紫~黒色がかった花色が珍しいペニー・ブラック…。育てたことはないですが、憧れます。

気を付けていることは、

  • 水をあげすぎない
  • 花が咲いたら肥料
  • アブラムシがやばいので要殺虫剤

ことです。アブラムシは去年酷い目に遭いました。事前にオルトランという殺虫剤を撒いたら今年は大丈夫そう…よかった…。

 

おわりに

近頃大人気のネモフィラ。観光名所で素敵な花畑を楽しむことももちろんオススメですが、お家で育てると可愛いらしさ抜群です。切り花としても活躍してくれることがわかり、部屋の中でも楽しめます!

花壇で部屋で、この季節だけのネモフィラを存分に楽しみたいと思います。